本日のくえぶー

なおたろ

2011年12月02日 21:52



台湾の国のお土産です。


いつかどこかで食べたような味なのに
メイドイン台湾!(←嫌味じゃなくてよ)

美味しゅうございました。
ご馳走さまでございました。

ありがとうありがとう。



さて、味はともかく(←美味しくないと言っている訳じゃなくてよ)、
今回気になったのはそのパッケージです。

ま、仕事柄でしょうか。

本音を書くと、中身より外見が気になるんですよ、実は。





金色にコーティングされた紙に金箔。

シンプルで実に素晴らしい!

まさにゴールド・オン・ゴールド!!

が、一見、まるで精力剤か何かが入っているかのような趣です。

お菓子の箱としてはギリギリ、って感じ。※個人の感想です。
↑褒め言葉です。





横から見ると、天辺が微妙に斜めです。

例えば20個入り、みたいなさらに箱の中だと
段差がついて手前から見ても見やすくなる、
という仕掛けなのですね、分かります分かります。

立体感も出てきます出てきます。


中央の折り目が気になりますが、



箱屋さんからこんな感じで納品されるのだと思います。


で、展開するとこんな感じ。




スーパーで売っているような袋詰めだと
安くしでしか売れないかもしれないたかだかお菓子。

でもこんな感じに見てくれを整えて箱売りにすると
お土産として高く売れてしまう。


これぞパッケージマジック!

名付けてパッケージパッケージ商法!←そのまんまやん!
褒め言葉です↑

箱を作るのもデザインだと思います。
いかに高級感を出すか、とてもお勉強になりました。

ま、台湾の国の中では100年以上の歴史のある老舗さん(っぽい)から
できるのかもしれませんが。

もちろん中身ありきのパッケージングですから。



さらに特筆すべきは同封されている商品ラインナップの紙。




いろんな国の言葉で書かれています。





いろんな国の人が見ても分かるように。


ニッポン人にも(もちろん英語圏の人にも)たくさん買って食べてもらおう!
という本気度がひしひしと伝わりました。



TPPだなんだかんだと騒がしい世の中ですが、
外国の商品と競合することについて
必死で考えないといけないのでしょうね。



そうそう、今まで黙ってたけど、
オラも印刷は外国にお願いしています。

県内の印刷屋さんはスーパー高くて申し訳ないけどお願いできないし、
国内よりも安いとこ、といえば国外しかないんだもの。

印刷だってこれからは(すでに)世界が相手なのですね。

なんかニッポンを裏切っている後ろめたさもあるのですが。
ごめんね、ニッポン。

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