2011年12月02日
本日のくえぶー

台湾の国のお土産です。
いつかどこかで食べたような味なのに
メイドイン台湾!(←嫌味じゃなくてよ)
美味しゅうございました。
ご馳走さまでございました。
ありがとうありがとう。
さて、味はともかく(←美味しくないと言っている訳じゃなくてよ)、
今回気になったのはそのパッケージです。
ま、仕事柄でしょうか。
本音を書くと、中身より外見が気になるんですよ、実は。

金色にコーティングされた紙に金箔。
シンプルで実に素晴らしい!
まさにゴールド・オン・ゴールド!!
が、一見、まるで精力剤か何かが入っているかのような趣です。
お菓子の箱としてはギリギリ、って感じ。※個人の感想です。
↑褒め言葉です。

横から見ると、天辺が微妙に斜めです。
例えば20個入り、みたいなさらに箱の中だと
段差がついて手前から見ても見やすくなる、
という仕掛けなのですね、分かります分かります。
立体感も出てきます出てきます。
中央の折り目が気になりますが、

箱屋さんからこんな感じで納品されるのだと思います。
で、展開するとこんな感じ。

スーパーで売っているような袋詰めだと
安くしでしか売れないかもしれないたかだかお菓子。
でもこんな感じに見てくれを整えて箱売りにすると
お土産として高く売れてしまう。
これぞパッケージマジック!
名付けてパッケージパッケージ商法!←そのまんまやん!
褒め言葉です↑
箱を作るのもデザインだと思います。
いかに高級感を出すか、とてもお勉強になりました。
ま、台湾の国の中では100年以上の歴史のある老舗さん(っぽい)から
できるのかもしれませんが。
もちろん中身ありきのパッケージングですから。
さらに特筆すべきは同封されている商品ラインナップの紙。

いろんな国の言葉で書かれています。

いろんな国の人が見ても分かるように。
ニッポン人にも(もちろん英語圏の人にも)たくさん買って食べてもらおう!
という本気度がひしひしと伝わりました。
TPPだなんだかんだと騒がしい世の中ですが、
外国の商品と競合することについて
必死で考えないといけないのでしょうね。
そうそう、今まで黙ってたけど、
オラも印刷は外国にお願いしています。
県内の印刷屋さんはスーパー高くて申し訳ないけどお願いできないし、
国内よりも安いとこ、といえば国外しかないんだもの。
印刷だってこれからは(すでに)世界が相手なのですね。
なんかニッポンを裏切っている後ろめたさもあるのですが。
ごめんね、ニッポン。
Posted by なおたろ at 21:52│Comments(0)
│いただきもの