南な暮らし方2

もう、1年ですか。あっという間でしたね。

昨日のことのように覚えております。


ちょうどとあるお2人と
某所にて打ち合わせ中でございました。

突然、ロビーのテレビに映し出された衝撃映像。

とてもこの世のものとは思えない
悪夢のような現実映像。


話もそこそこに切り上げ、
職場に戻ってやれラジオだやれワンセグだ、
ダメだ映らね、そうかカーナビだ、
なんて事務所中大騒ぎ。
（事務所にはテレビを置いてないものですから）


相次ぐキャンセル（宿泊業のほう）の電話ラッシュ。


対応に追われて気を取り戻し、ふと、冷静になったとたん、


そうだ、お師匠様！


当時はすでに年賀状だけの
お付き合いになってしまっていたたものの、
ずいぶんずいぶん昔にお世話になった方が、

住んでるはずだよな、

確か、

まさに今、画面に映ってる施設のそば、

って昔言ってた……。




あれから1年ですよ、1年。




お師匠様についてはあの日からしばらく経って、
その訃報を知りました。



苦しかったでしょうね。
冷たかったでしょうね。
悔しかったでしょうね。


僕も悔しいです、悲しいです。


でもまぁいずれあと1世紀以内には僕もそっちへ行くので、
そしたら昔のように、ぜひまた一杯やりましょう。
美味しい酒と肴、仕入れておいてくださいね。
もちろんあの世の1年生歓迎会ということで、
お師匠様のオゴリですから。ゴチになります！

それまで、くれぐれもご自愛をば。

合掌。


そしてあの日、
全ての落とされた命に、合掌。