1日15日の神秘考1

なおたろ

2007年10月05日 23:31


今いちばんお気に入りの飲食店、
しまぶた屋さんからリクエストをいただきましたので、
忘れないうちに書いておきます。

先日のある会議終了後、雑談中に聞いた話です。
Cねんさんというご年配の方から教えていただきました。

Cねんさん曰く、
太陰暦(旧暦)の1日15日の海水は
栄養が豊富で味も美味しいそうです。
なかでも満潮までの6時間は特に旨いと力説する。

これらの日の海で少し沖へ出ては潮の流れがいいポイントを選び、
海水を汲み置きしているほど、彼は惚れ込んでいるらしい。

この大潮海水でうがいをしたり
時には鼻から吸い込んだり(うわぁ〜痛そう!)して、
もう何十年も風邪をひいたことがないそうだ。

職業としては海人(うみんちゅ=漁師)ではないけれども
海のそばで生まれ海に育てられたようなもの、とおっしゃる彼。
体調が悪くなりそうだと感じたら海へ行き、
海の底で瞑想するそうです。
すると具合が良くなる上に、
そこでいろんなことを学ばせてもらったという。

まるで両生類のような方ですな。
エラがあったかどうか確認するのを忘れました。

ある大潮の時の海の底で、珊瑚の産卵を見て悟ったそうです。

すべては満ち潮で生まれ、引き潮で死ぬ、と。

大潮で産卵するのは珊瑚だけではない。
孵化するのもたいがいは大潮だとか。

ではなぜ生物は大潮で産卵や孵化をするの?

大潮は水位の満干の差があるので潮の流れが速く、
遠くまで運ばれるからだと彼は言う。
種の生き残りと繁栄のため、
シェアを広げようという作戦でしょうね、きっと。

続く。

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